入社理由
リビングライフでいちばんお客さま思いなのは、社長です。
最初に志望していたのは介護業界だったのですが、たまたま介護事業と不動産業を兼業している会社の説明会に参加することがあり、そこで不動産の歩合の高さや人の一生に関われる醍醐味に興味を持ちました。不動産業界にも視野を広げて会社を探す中、出会ったのがリビングライフ。魅力だと思ったのは、不動産に関わる事業を1社で行っていたことです。入社の決め手となったのは社長の人柄ですね。内定後の懇親会で「家は持つべき」と語っていたのが印象的でした。他社は「契約を1本取るといくら」などお金の話が中心だったので……。仕事やお客さまに対する真摯な姿勢が伝わってきて、この会社で働きたいと思いました。
現在の仕事
自社物件を扱っているからこそ、できる提案がある。
この部署は、販売を担当する物件が完売したり、新しい物件の販売が始まると担当物件も次々変わってゆく特徴があります。入社後は大規模分譲で4年、新築マンションで2年、リノベーションマンションで3ヵ月と、数年であらゆるタイプの物件を経験しました。共通していることは、きちんと物件の魅力を伝えて他社との差別化を図ること、住宅購入に対する不安を丁寧に取り除いて、お客さまの立場で提案することです。私たちが扱う自社開発物件は、土地の仕入れからアフターサポートまで手掛けているため土地の開発経緯も分かりますし、仕様変更の要望にはオーダーリフォームや追加工事を施すことだって可能です。また、現地に販売事務所を構えているからこそ分かるご近所付き合いや普段の生活音、おすすめの飲食店など細かい情報もお伝えできるので、自信を持って物件をご紹介できる部署だと思います。
思い出に残った出来事
半年後の、即日契約。
入社して2~3年目、当時まだ建築中だった新築マンションを担当していた頃に飛び込みで出会ったお客さま。奥様は興味を持ってくださったのですが、旦那様は当初あまり乗り気でない様子でした。それでも諦めずに何度か訪問を重ね、住宅を持つことの重要性をお伝えし前向きにご検討頂いたのですが、今度は住宅ローンが通らず。実はこの時、お客さまの環境が住宅ローンが通りづらい状況だったんです。その状況がクリアになった半年後、マンションの完成を機に再度訪問したところお客さまも覚えていてくださり、その日のうちにご契約いただきました。旦那様からも「半年前あなたがうちに来なかったら購入できるなんて思ってもみなかった。諦めずに来てくれてありがとう!」と言われ、不動産屋としてお客さまの力になれたことを実感しました。

会社の好きなところ
社員が発信したことをしっかり受けとめてくれる会社です。
例えば、以前携わっていた物件。当初は階段に植栽が並んでいたのですが、それだと手すりが使えない。お客さまにとって不便だと思い「どかしましょう」と提案したところ、採用してもらえました(植栽はけっこうな値段がしたのですが)。また当社には『社員ミーティング』という、若手中心で意見を出しあう制度があります。そこで営業の評価方法を変えてほしいという話をしたところ、それも変えてくれました。さらに、これは私の発案ではないのですが、私たちの事業部にはいくつかの現場があり、同じ部署でも顔を合わせない社員がいます。そこで「懇親会を開いてほしい」と提案した人がいたんです。すると会社がお金を出してくれて、月に1度、飲み会を行うことに。そんな社員1人ひとりと真剣に向き合ってくれるところが、私は好きです。
今後のこと
追及するのは数字ではなく、お客さまにとってのベストな選択です。
今の目標はチームの育成、組織の構築です。お客さま目線で、お客さまの良き相談者になることから始められるチームをつくっている最中です。数字はそのための通過点。そもそも無理に売ろうとしてもお客さまは離れていくだけなんです。私自身、自分の利益のために営業活動をしていた新人時代は思うような結果が出ませんでした。逆にお客さまのことを中心に考えると不思議と結果はついてきたんです。結果を出したかったら、お客さまの要望や理想の暮らしを追求する。これは経験から学んだこと。そういったことも後輩たちに伝えていきたいですね。