東京都大田区 新築一戸建ての相場
新築一戸建て分譲の大田区の販売平均価格は2020年4月現在で5,587万円です。
2015年には5,637万円で、2016年は前年比△104万円の5,741万円に。2017年には前年比▼54万円の5,687万円に下がりましたが、2018年には前年比△169万円も上昇し、5,856万円になりました。
なお、2013年以前は4,000万円台でしたが、2012年12月に自民党安倍政権が誕生して「アベノミクス・異次元金融緩和」が始まり、土地価格が上昇し始め、2016年まで上昇を続けていました。
しかし、大田区の平均年収は436万円なために、5,741万円は年収倍率で13倍になってしまい、住宅ローンの目安となる年収倍率6倍の倍以上と高くなり過ぎで、一般サラリーマンファミリー世帯では買えない価格となってしまい、地元に買える人がいなくなったために上昇は抑えられました。そのため2016年の5,741万をピークに2017年は前年比▼54万円と久々の下落となっています。
その後、2016年のマイナス金利政策導入を受けて、各金融機関が軒並み住宅ローン金利を引き下げたことを追い風に、2018年には前年比△169万円の5,856万円と大幅に上昇。翌2019年も前年比△3万円とやや上昇しています。
2020年はコロナ禍の影響もあり、前年比▼272万円と下げていますが、それでも5,500万円以上の水準を維持しています。