~災害時の安否確認を円滑に進める居住者間コミュニケーションを強化~
総合不動産企業の株式会社リビングライフ(本社:東京都世田谷区、代表取締役:炭谷久雄)は、万一の災害に備えた安心・安全の取り組みとして、株式会社テンフィートライト(本社:東京都中央区、代表取締役:相川太郎、以下、テンフィートライト)の提供する「災害共助SNS『ゆいぽた®』」(以下、「ゆいぽた」)を今後リビングライフが分譲するマンションに導入することを決定しましたので、お知らせいたします。その第一弾として現在販売中の新築マンション「ライフレビュー川崎久地グランヒル」(総戸数108戸、神奈川県川崎市多摩区、2021年2月竣工済)から導入を開始いたします。
■導入の背景
東日本大震災では、地震発生後に電話やメールがつながらず、家族と連絡が取れない、安否がわからないといった問題が発生しました。その他にも、交通網がマヒして家族を助けに行けない、避難した先からの自宅の状況確認ができない、スマホや電話を持たない相手の安全確認ができない、管理会社も被災しており連絡がつかないなどといった事象がありました。リビングライフは、そのような問題を解決し、さらにマンションの居住者様同士で助け合うシステムとして、この度「ゆいぽた」を導入することを決定いたしました。
「ゆいぽた」は災害発生から復旧までに、地域やマンションの居住者同士が、安否状況・被害状況・復旧状況等の情報を共有することで、「自助」と「共助」を支援するWebサービスです。平時においても、「居住者向けオンライン防災訓練」を活用することなどによって、日頃から防災意識を高めることができます。
リビングライフでは、これまでも防災備蓄庫「まもりBOX」の導入や居住者向けの防災訓練など、災害時に居住者の方々に安心して暮らしていただけるよう防災への取り組みを積極的に行って参りましたが、2021年は東日本大震災から10年を迎える節目の年であることと、近年全国で多発する自然災害を鑑み、防災への備えを今一度振り返り、更なる強化が必要だと考えました。本サービスの導入により、平時・緊急時問わず、自助・共助を行えるマンション居住者間のコミュニティづくりに貢献できるものと考えます。
また、自社分譲マンションだけでなく、リビングライフで働く社員に対しての防災対策の強化として、災害時の従業員間の安否確認システム『安否ねっと』を導入しました。
『安否ねっと』は同じくテンフィートライトが提供するシステムで、災害時や緊急時に会社と家族の両方に「安否を伝える」「安否を知る」ことができる安否確認ツールとなっております。
リビングライフでは今後も居住者様にとって、また従業員にとっても安心な暮らしを支えると共に、災害に強いコミュニティづくりに寄与して参ります。
■災害共助SNS「ゆいぽた」概要
災害共助SNS「ゆいぽた」は、災害時におけるマンション居住者の共助を支援するウェブサービスで、防災と合わせてコミュニティの形成を図っていくものです。
気象庁発令の緊急地震速報や防災気象情報に連動し自動で、もしくは地域の災害発生に合わせて管理者権限で「ゆいぽた」が「警戒モード」「災害モード」に切り替わり、家族内での安否確認や居住者間での安否情報の共有、さらに居住者間での情報交換や管理者からのお知らせ等を行うことが可能となり、災害時に各居住者の必要な情報が、必要な時に入手できます。
さらに、スマートフォンの不所持や充電切れの際に「安否連絡カード」のQRコードを周囲の方に読み込んでもらうことで、安否情報が家族にメールで通知されます。
また、平時においては防災マニュアルや備蓄品情報等の閲覧ができ、さらに備災プログラムの「家族の安否確認訓練」と、「マンションのオンライン防災訓練」により、家族とマンション全体の防災意識を向上させることができます。(特許第4282001号 安否確認システム並びに安否確認サービスの提供方法を使用)
■安否確認システム『安否ねっと』概要
従業員とその家族に対して同時に安否通知と確認をすることが可能な安否確認システムで、安否情報は従業員間、家族間で共有できるので、万一管理者が被災した場合の安否確認不能のリスクを軽減します。さらに、ご家族の中で携帯電話を所持していない小さなお子様や高齢者、ペットがいる場合にQRコードを読み取ることで家族へ代理安否通知ができる「みまもりカード」が利用できることも特徴の一つです。
■「ライフレビュー川崎久地グランヒル」概要
「ライフレビュー川崎久地グランヒル」は、分譲マンションでは珍しい、居住者専用のアスレチックや展望スペースのある、ファミリーに人気の物件です。また、川崎市多摩区の分譲マンションで初となる、ミキハウス子育て総研の「子育てにやさしい住まいと環境」認定の子育てに安心なマンションです。2021年3月27日にはお客様への引き渡しを予定しております。
・第一種低層住居専用地域にありながら高台に位置し、高層建築のような眺望と開放感が実現。
・川崎市内では18年ぶりの第一種低層住居専用地域内で100戸超のビックプロジェクト。
※マーキュリー調べ
・全20タイプの豊富なプラン。たまがわ花火大会がお家から見えるスカイテラスの設置(一部住戸除く)。
・駐車場設置率75%超、平置き駐車場も完備。
・防災に配慮し、防災備蓄庫「まもりBOX」を各戸に設置。
・細かい泡を混ぜた給水で洗濯などの洗浄力がアップする、ウルトラファインバブル発生器「バブルマイスター」を全戸に装備。